失敗する?二世帯住宅の間取り 第二弾/ 同居なのに孤独を感じる家

前回は、「失敗する?二世帯住宅の間取り 第一弾!お嫁さんのプライバシーがない家」で、完全同居型の間取りをご紹介しましたが、今回は、玄関・風呂・トイレ・キッチン、すべてを分けた分離型二世帯住宅の間取りをご紹介します。

まずは、間取り の 画像 をご覧ください ↓

1階

二世帯住宅 間取り 失敗例 / 同居なのに孤独を感じる家

2階

二世帯住宅 間取り 失敗例 / 同居なのに孤独を感じる家

実際にこのお宅に行ったわたし、ぐるーっと家をまわってみての感想は「ああ、お嫁さんが考えた間取りだな・・・」でした^^;(個人情報のため、間取りは実際のとかなり変えてます)

まず、若夫婦用の玄関を入ると、すぐに階段で2階に上がれます(ピンクの部分)。

上った先はすべて若夫婦用のスペースです。

ぱっと目に入ったのは立派なシステムキッチン!

1階についていた老夫婦用のミニキッチンとは格が違います。

その立派なシステムキッチンの前には子供たちの勉強机が置かれていました。

お母さんが料理しているときに子供たちには宿題をさせるつもりなのでしょう。

勉強机の隣には家族4人分のダイニングテーブルがあります。

明らかに老夫婦はお呼びではないようです。

そして、キッチンから見てダイニングテーブルの向こうにはリビング、大きなTVが置かれています。。。

家族4人(父母子供2人)でソファに座ってTVを見れるようなスペースが確保されています。

一方、1階の老夫婦のほうへ降りていくと・・・

一応、若夫婦の玄関の前が老夫婦リビングになっているので、誰か帰ってきたらすぐにわかるようになっています。

が!老夫婦リビングの戸を開けて、若夫婦の玄関のほうをじーっと見るには不便な場所に戸がつけられていました(このへんもお嫁さんの策略かっ!?)

そもそも、若夫婦も子供たちも老夫婦リビングのほうへ寄る理由がないのですから、玄関から入った若者たちはすぐに階段を上っていってしまうでしょう。

極めつけは、キッチン!

老夫婦用のキッチンはもちろん二人用としては十分なのですが、ここで老夫婦だけの食事を作り、ダイニングで静かに食べていると・・・

2階から子供たちの楽しそうな声が聞こえてくるわけです。

こりゃぁ~・・・別居以上に孤独ですよねぇ・・^^;

実は、もう少しネタばれしますと、この1階には老夫婦ではなく、姑とその子供(2階に住む若旦那の弟)が住むことになっていました。

今流行りの2.5世帯住宅ってやつですね。

弟は仕事や社交のため家にほとんどいません。

なので実質、1階に住んでいるのはお婆ちゃんだけです。

そのお婆ちゃん、2階に呼ばれず、1階でひとりご飯を食べるわけです・・・。

↑の間取りだったら、一人暮らしのほうがよほど孤独じゃない気がするのですが、どうなんでしょう??

たぶん、敷地内同居(二棟建てる)のほうがいいんでしょうけど、残念ながらそこまで広い土地ではありませんでした。

この家でお婆ちゃんが楽しく過ごすには・・・お婆ちゃん自身がものすごく活発で、近所の友達と毎日出歩いていて、ほとんど家に帰ってこない!ような人じゃないと孤独感を感じるのではないでしょうか?

そして、お嫁さんは専業主婦かパート勤めで、子供たちの面倒は自分で見れる、という方なんだと思います。

さて、プライバシーありすぎの間取りの次は、「嫁が来るか心配な二世帯住宅」です。

⇒ 「嫁が来るか心配な二世帯住宅

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