全館空調『空気工房プラス』のメリット・デメリット

空気工房プラス とは、セキスイハイム グランツーユー(木質系住宅)に採用されている全館空調システムです。

↓画像のとおり、「熱交換型の換気システム」と「エアコン」を組み合わせて使用することで、家じゅうを温めたり、冷やしたり、除湿したりしています。

『空気工房』とは↑の「熱交換型の換気システム」のことで、その次の『プラス』の部分はエアコンにあたります。

セキスイハイム 全館空調 空気工房プラス
(↑クリックで拡大します)

『空気工房プラス』を全館空調システムと書きましたが、人によっては「全館空調じゃないっ!!」とおっしゃる方もいると思います。

といいますのも、空気工房プラスを簡単に説明すると、
家じゅうのドアをすべて開け放った状態でエアコンを全部ONにする
だけなのですよ(笑)

よ~するに、贅沢にエアコンを使ってるだけ^^;

ただし、『空気工房』という換気システムで、家のなかの熱を外に出さないようにしながら換気してくれてるのです。

熱交換式の換気システムでない普通の換気システムの場合、家のなかの温かい空気をどんどん外に排出して、外の冷たい(または暑い)空気をじゃんじゃん家のなかに入れてしまいます。

というわけで・・・セキスイハイム グランツーユーの全館空調システムは、画期的な次世代システムというわけではなく、現世代システムを贅沢に使用しているだけでございます^^;

そんなセキスイハイムの『空気工房プラス』のメリットとデメリットを、三井ホームのウェルブリーズと比較しつつまとめていきたいと思います。

『空気工房プラス』のメリット

その1:各部屋の温度調整がしやすい

『空気工房プラス』は所詮、家じゅうのエアコンをすべてONにするだけのシステムです。

うちは、1階に1台、2階に2台あるのですが、日中はほとんど2階のパソコンルームしかエアコンをつけません。

使わない部屋はエアコンつけなくても、家じゅうの空気を撹拌してくれる換気システム『空気工房』のおかげで、そこそこ快適温度になってくれています。

うちの旦那さんは暑がり、わたしは寒がりなので、互いに快適な温度の場所へ避難できるという点では過ごしやすいかなと思っています。

その2:電気代が安い(かも)

三井ホームのウェルブリーズは電気代が定額制なんですよね。

寒い冬や暑い夏にはお得ですが、空調をほとんど必要としない季節には電気代がちょっともったいない・・・。

その点、セキスイハイムのなんちゃって全館空調は、電気代を使った分だけ支払えばいいので、春や秋は電気代の節約ができます。

が・・・と、思ってセキスイハイムにしたのですが・・・、引越しして2カ月、現在12月ですが、電気代がすごいことになってますっ!!2万円超え・・・(>_<)

というのも、わたし、家に引きこもりの専業主婦なので、1日中ほぼずっとエアコンを稼働させてるんです。

もしかしたら定額制のほうが安くついたかも・・・。

これは1年過ごしてみないとわからないので、また月ごとの電気代をご報告しますね。

その3:壊れた場合、換気システムかエアコンを交換するだけで済む

三井ホームのウェルブリーズの場合、1台で換気も空調もやってるので、壊れた場合、すべてがストップしてしまいます。

真冬の寒い日に突然壊れたら家全体が寒くなってしまいます。

でも、セキスイハイムの『空気工房プラス』だったら、エアコン複数台と換気システムがそれぞれ別になっているので、どれかが壊れても家じゅうの空調システムがダウンするということにはなりません。

一応、リスクヘッジになってるかな?と思っています。

(もちろんウェルブリーズもそのへんの弱点はよく理解しているので、壊れた場合のカスタマーサポートはものすごく早そうです。)

その4:定期点検がない

三井ホームのウェルブリーズは定期点検があるんですよね。

たしか有料だったはずです。

セキスイハイムの空気工房プラスにはそんな立派なシステムはございません。

だって、ただのエアコンだもんね。^^;

高額な空調システムなんだから定期点検があったほうが安心だ、という考え方もできると思いますが、わたしはなんとなくそれが面倒くさかった(ずぼら~)

来客が面倒な人には「なんちゃって全館空調」がオススメです。

では、お次はデメリットについて!

次ページ:『空気工房プラス』のデメリットについて

『空気工房プラス』のデメリット

その1:掃除しなくてはならないフィルターが多い

三井ホームのウェルブリーズだと、換気と空調がひとつになったシステムなので、フィルターの数も当然少ないです。

うちの『空気工房プラス』は、換気システムとエアコン3台のフィルターがあるので、少なくともエアコン3台分のフィルターは多いと思います。

頻繁に掃除しなくちゃならないフィルターなので、ちょっと面倒でございます(-_-)

その2:見た目が悪い

三井ホームのウェルブリーズのような空調と換気一体型のシステムだと、温かいor 冷たい空気の排気口が天井にあって、しかも小さくて、かなりすっきりしてみえます。

セキスイハイムの空気工房プラスはエアコンを使った空調システムなので、壁にどどーーんとエアコンがついてます。 しかも、ダイキンエアコンなので大きいです(>_<)

インテリアにこだわりたい場合、このエアコンってのはなかなかと邪魔ものですよねぇ。。

せっかくアンティークにこだわってもエアコンがあると、チグハグな感じが否めません。

その点がちょっと残念ですね。

その3:うるさい

『空気工房プラス』で使用しているエアコンはダイキン製です。

3台で家全体を空調しようとしているので各エアコンの容量が若干大きいような気がしています。

そのせいなのでしょうか・・・寒い日にエアコンをつけると騒音が半端ないです。

ぐおぉ~~~~っと温風を吹き出してきます。

ドライヤー級ですので、実際、お風呂のあとにはエアコンの風で髪を乾かします(笑)

特に夜中、自動で寝室のエアコンをONにすると必ず目が覚めてしまいます。

この問題がわたしを一番悩ませております。

というのも・・・

その4:朝寒い

セキスイハイムの『空気工房プラス』は、熱交換式換気システムとダイキンエアコンを組み合わせただけの全館空調システムなのですが、一応「この家にはどのぐらいエアコンが必要になるか」をセキスイハイムのほうで算出してくれています。

うちの場合は1階リビングに1台、2階のパソコンルームと寝室に1台ずつエアコンがついてます。

この3台をすべて回せば家じゅうがホカホカになるように計算されているので、寒い日はすべてのエアコンを回さないといけません。

ところが! ↑に書いたように、うるさ過ぎて夜中に寝室のエアコンをONできません。

なので、朝3時からリビングとパソコンルームのエアコンをつけて、朝5時半起床の旦那さんが快適な朝を過ごせるように設定してるのですが・・・

朝3時からエアコンつけても5時半には17℃ぐらいにしかなっていません。

起きぬけの17℃って結構寒いんですよね。

仕方ないので、空気工房の「加温」という機能も使ってみました。

すると、起床時の温度が19℃に。

まだ寒いけど、ギリギリ耐えられるぐらいになりました。

「加温」機能は電気代がかかるので、セキスイハイムには使わないように指示を受けています。

それでも、これを使わないと朝寒くて仕方ない・・・。

どうしたものかといまだ悩み中です・・・。

解決策が出てきたらまたご報告します。

その5:トイレが寒い

もしかしたらどの全館空調システムでも同じかもしれませんが・・・。

うちは家じゅうホカホカでもトイレだけは寒いです。

トイレには排気口がないので、換気システム(空気工房)による温かい空気が流れていないんです。

排気口がない理由は、トイレの臭いが家じゅうに回らないようにするためです。

先日、温度差を測ったのでまた別記事でご紹介しますね。

ちなみに、脱衣所はまずまず暖かいです。

浴室(お風呂)のなかは、外と直接つながっている換気扇があるのでさすがにちょっと寒いですが、湯船にお湯を張ってしまえば暖かいですよ。

その6:極度に乾燥する

これまたどこの全館空調システムでも同じかもしれませんが、セキスイハイムの『空気工房プラス』はものすごく乾燥します。

加湿器つけてないと湿度20%台になってしまいます。

そのせいか、床や壁紙が縮んできました(泣)

現在、加湿器2台体制でフル稼働させてるのですが、夜中に喉が痛くなります。(寝室のエアコンOFFでも!)

住み始めは特に乾燥します、とセキスイハイムには言われていますが・・・どうでしょう・・??来年ぐらいにはもう少し乾燥が和らぐといいのですが・・・。

グチグチとデメリットを語ってきましたが、全館空調にしたことは間違ってなかったな~と思っています。

やっぱり快適だし、何より活動的になれます。

床暖房つけてたらたぶん床暖房の上から移動できないと思う・・・(コタツに入ったら出られない、みたいな感じかな・・・)

セキスイハイムが熱交換型換気システムとエアコンを分けた全館空調を採用している理由はそのほうが熱効率がいいから、なんだそうです。

とかいいながら、そのうちウェルブリーズのような一体型の全館空調システムを売りに出すんじゃないの??といぶかってます(苦笑)。

あ、ちなみに、セキスイハイム鉄骨系住宅の『快適エアリー』は一体型のシステムです。

ただ、快適エアリーはあくまで補助的なシステムなので、リビング以外はエアコンをつけたくなるようです(地域によって違うかも)

一般住宅の全館空調システムはまだ導入され始めたばかりなので、どのぐらい設備がもつかなど、詳細なデータはありませんが、快適な生活が送れるよう、一番良い選択ができるといいですね。

関連記事